充電式の草刈り機を買ってはいけない理由3選!

道具について

こんにちは、アグです。

今回は私が使っている充電式の草刈り機について紹介します。

こんな方はいないでしょうか?

  • 充電式の草刈り機を買って失敗したくないと思っている。
  • 充電式の草刈り機、なんか良さそうなんだけど買うかどうか迷っている。
  • 充電式の草刈り機は自分の使い方で、問題なく使えるのか分からない。

そんな方に読んでほしい記事です。

実は充電式の草刈り機は、音が静かで手軽な一方、いろんなデメリットもあります。

この記事では実際に私が使った経験を踏まえて、メリットとデメリットについて書いてあります。

この記事を読むと、充電式の草刈り機のメリットとデメリットが分かり、自分には充電式の草刈り機が合っているか、合っていないかが分かります

私自身は充電式の草刈り機を使っているのですが、これに耐えられない人は買ってはいけないというデメリット3選を紹介した後に、私が使って良かったと感じているメリットも紹介します。

では早速紹介します。

デメリット

では買ってはいけない理由(デメリット)を解説していきます。

  • エンジン式よりパワーが劣る(私の考える最大のデメリット)
  • 長時間稼働させられない
  • 準備(バッテリーチャージ)に時間がかかる

エンジン式よりパワーが劣る

パワーはエンジン式の草刈り機よりかなり劣ります。同じ感覚で使うとイライラすると思います。私はこんなことでパワーのなさを感じました。

刈った草が絡まり止まる

草丈が30cmくらいだと刃と防護カバーの間に草が絡まって、止まってしまいます。始めて使ったときは1分ごとに止まってしまい買ったことをすごく後悔しました。

草が詰まった時の対処法
草が詰まった時の対処法

対策としては刃を逆回転させる機能があるので、それで絡まった草を排出します。

慣れてくるとコツがつかめてくるので絡まらない刈り方ができるようになります。ポイントとしては草刈り機を刈る幅を狭くして、細かく刻みながら刈っていくと詰まらなくなりました。私は慣れたら気にならなくなりました。

刃の回転の軸に異物が絡まり止まる

この刃の軸に異物が絡まってしまうと、工具を使ってカバーを外し異物を取り除かないといけません。草刈り中にこれが起きるととても面倒です。

軸へのつまり
軸へのつまり

対策としては、刈る前に紐など絡まりやすいものを見つけたら、回収しておくことです。これをするとほぼ軸に絡まることはありません。

軸に絡んだ時の対処法
軸に絡んだ時の対処法

長時間稼働させられない

高速回転する機械は一日に稼働させられる時間が決まっています。2サイクルエンジン(混合油を使うエンジン)の場合、一時間使ったら給油を兼ねて機体を休ませることを繰り返せば、3時間くらいは稼働できます。機械より先に、使う人の方が疲れてしまいます。

しかし、充電で稼働する草刈り機の場合だと、バッテリーを交換しても1時間~1時間30分が限界です。それ以上の稼働は、草刈り機本体が熱を持ってしまい故障する原因になります。

準備(充電)に時間がかかる

バッテリーチャージ
バッテリーチャージ

充電式の草刈り機は給油が不要で、充電がなくなっても交換すれば、またすぐ使えます。しかし、それはバッテリーが2つ以上あって、フル充電してある場合に限ります。

もし、バッテリーが1つしかないと、充電には30分以上かかります。バッテリー自体も高額なので簡単に買えません。

そのため、前もって準備(充電)しておかないと、予定していた作業ができない!なんてこともあります。

メリット

ここまでバッテリーを使った草刈り機の悪いことばかり綴ってきましたが、私自身はマキタのバッテリーを使う草刈り機を愛用しています。

それはなぜかというと、私の使い方ではデメリットを上回るメリットがあるからです。そのメリットも紹介します。

  • 始動が早い
  • 音が静か
  • 振動が少ない

始動が早い

2サイクルエンジン(混合油を使う)と比較して始動は断然早いです。電源ボタンを押せば動くので、スターター(エンジンをかけるために引っ張るひも)はありません。

2ステップで始動
2ステップで始動

エンジン式の草刈り機では刈り始めるまでに時間がかかっていましたが、今ではボタン一つなので1分とかかりません。

エンジンがかからないイライラがないことは、購入の一番の決め手でした。以前は、エンジンがかからず予定していた草刈りができない日もありました。

音が静か

音が静かです。草刈りをしながらハンズフリーで電話することも可能です。誰かが近づいてきても気づくことが出来るので接触防止にもなります。

他に私はこんないいことがありました。7月~8月の暑い時期に、早朝5時からでも草刈りができるようになったことです。

今までは、隣に家があって大きな音を出しながらの作業が早朝はできなかったのですが、充電式の草刈り機に変えたことで、まだ涼しい時間帯に作業ができるようになりました。

熱中症対策にもなり、体がすごく楽になりました。

振動が少ない

これも、エンジン式の草刈り機との比較ですが、振動が少ないです。パワーがないという、デメリットの裏返しではあります。

私の体感ですが、一時間作業したあとの疲労感は、エンジン式の方は5キロ走ったくらい。充電式の方は2,3キロ散歩したくらいです。

私の使い方

以上充電式の草刈り機のデメリットとメリットを述べました。今度は私の使い方を紹介します。

田んぼの畔(あぜ)を刈る

主な草刈りです。田んぼの畔の草刈りなら、十分刈ることが出来ます。草丈も50cmを超えることはありませんし、固い草木が生えていることもありません。

ゴミや絡まりやすそうなものだけ事前に確認しておけば、問題なく草刈りが出来ています。3週間に一度くらいのペースで1.5m(幅)×100m(距離)を刈っています。

地域の奉仕活動

年に2回ほどある地域の奉仕活動での草刈りです。あまり人の手が入っていないところですが、一年で木が大きく成長することはないので問題なく刈れています。

笹など硬い草木はありますが、刃を定期的に交換して切れる状態に保っておけば問題ありません。

ただ一つ問題があるとすれば、稼働時間が限界に近いということです。バッテリーを二つ用意しても、1時間30分ほどしか使えない為、今以上の作業時間は見込めません。

以上のように、私は定期的に草刈りをしているところで使っています。全く手つかずの場所や障害物の有無を確認できないところでは、やはりパワーのあるエンジン式の草刈り機を使います。

まとめ

まとめです。エンジン式との比較で、充電式の草刈り機のメリットとデメリットを紹介してきました。

こんな人にはお勧めできない

  • 力強くバリバリ草木を刈っていきたい人
  • 一日2時間以上、草刈り作業をしなくてはならない人
  • 燃料がなくなったら、すぐ補給して作業を再開させたい人

エンジン式の草刈り機と比較して、充電式の草刈り機をおすすめできない3つの理由は、パワーが劣るから、連続運転時間が劣るから、充電に時間がかかるからです。

特に草が絡まり止まってイライラしたくない人は買わない方が良いと思います。

こんな人にはお勧めできます

  • 草丈50cm程度の雑草を刈る人
  • 一日1時間未満の作業で終わる人
  • 前もって充電しておける人
  • スターター(エンジンをかけるための紐)を引っ張るのが嫌な人
  • 静かに作業をしたい人

定期的に草刈りをする場所で、草刈りの計画を立てられる人には、お勧めできます。充電式の恩恵を十分受けることが出来ます。

私個人的な感想としては、スターターを引っ張らずにボタン一つで動いて、静かに音楽を聴きながら作業ができるようになったことがとても嬉しいかったことです。

嫌だった草刈り作業も、いまでは朝飯前(本当に朝ごはん食べる前にします)になりました。

草刈りって大変!気温が30℃超える中、爆音と振動に耐えながら、何時間も作業するのは辛そう!実際つらい!と思っている方一度試してみてはいかがでしょうか?

体への負担、辛さが変わるかもしれませんよ。

それでは。

コメント

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