こんにちは、アグです。
夏野菜の代表格、「ナス」の栽培方法を紹介します。
実は、ナスの栽培は水を大量に使います。ナスは水で育てると言われるくらい水が大好きです。
今回は、ナスの栽培をまだやったことのない方
ナスを自分で作ってみたいと思っている方
ナスの水やりの頻度はどれくらい?と悩んでいる方
家庭菜園をいっぱい楽しみたい方
そんなあなたへ伝えたい記事です。
このブログは全く知識・経験ゼロで土をさわるのが好きな素人が、2015年から始めた家庭菜園の経験をもとに綴ったものです。
この記事ではナスの栽培時期、土づくりの方法、苗の植え方や支柱の立て方、水やり、追肥の方法などを紹介しています。
この記事を読むと、ナスの栽培方法が分かることで、たくさんナスの収穫ができるようになります。暑い夏も乗り切れます!
栽培時期
栽培方法
ではさっそく栽培方法を紹介していきます。
今回は種まきではなく苗の購入から始まります。土づくり、定植、支柱に誘引、水やり、追肥、収穫の順番です。
苗の購入
初心者の方には断然苗からの栽培をお勧めします。なぜなら苗の時点で、成功するかとうかが半分以上決まってしまうためです。
そのため、ホームセンターで良い苗を選ぶ必要があります。良い苗を選ぶポイントは次の通りです。
- 葉っぱ 色が濃く、8枚くらいある
- 茎 太い、折れそうなものはNG
- 接木苗 連作障害や病害虫にも強い
他には子葉が残っていることなども挙げられますが、初めて選ぶ方にはわからないかもしれないので、葉っぱと茎が元気な苗を選びましょう。
また、良い苗から売れていくため、買いに行くホームセンターではいつ頃から売り始めるかチェックしておくと、買いそびれません。
土づくり・畑の準備
では最初に土作りをします。日当たりの良いところを選びましょう。
最初は石灰をまく
定植の2週間以上前に苦土石灰をまいて、耕します。量の目安は1㎡あたり100gです。石灰をまくことで土のpHを調整します。ナスに適したpHは6.0~6.5の中性~弱アルカリ性です。
pHの測定はこれを使います。
次に堆肥と化成肥料をまく・マルチング
石灰をまいた1週間後くらいに堆肥と化成肥料(8:8:8)をまいて、耕します。量は1㎡あたり堆肥が3㎏、化成肥料が100gほどです。
堆肥と化成肥料をまいたら畝を作っていきましょう。畝の幅は50~70cm程度、高さは水はけが悪ければ高く作ります。畝が出来たらマルチングをしていきます。
定植
定植は5月初旬から中旬にかけて行います。ポイントは水やりです!詳しく解説していきます。
- 買ってきた苗をポットのまま水やりします。(土に水を含ませます)
- 植え付ける穴を掘ります、深さは苗の土が表面と同じになるくらい。
- その穴に水を入れます。(今後の成長を良くしてくれます)
- 植え付けます
- また畝全体が湿るように水やりをします。
ポイントは水やりを思いっきりすること・接木苗の場合は次いである部分を土に埋めずに、出すことです。
支柱に誘引
株が倒れてしまうことを防ぐために支柱を立てます。一回目は定植の時に1本立てます。二回目は枝が茂ってきて、整枝後に2本追加します。誘引の仕方は、株の成長を妨げないように紐で軽く添える程度に結びます。
整枝は一番最初に咲いた花より、下にある生育の良い枝2本だけを残して、あとは切ります。
水やり
ナスの栽培では水切れをしてはいけません。ナスは水で育つと言われるくらい水を好みます。苗を植えてから根付くまで(だいたい3週間)は毎日水やりをしましょう。
それ以降は2、3日に一度のペースにして水やりをしましょう。
追肥
追肥のタイミングですが、1度目の追肥は植付けてから3週間後を目安にあげましょう。それ以降は2~3週間ごとに育成状況を見ながら追肥します。やり方は化成肥料を一握り(40gほど)畝の肩にばらばらとまきます。
収穫
実の大きさが15cmぐらいになったら収穫です。獲り遅れるとおいしくなくなってしまうため、タイミングを逃さないようにします。
また収穫する時間ですが、夜に栄養を蓄えるので早朝に収穫するとおいしいナスが採れます。
まとめ
今回はナスの栽培方法について紹介しました。
- 初心者の方へは苗の購入からの栽培をお勧めします
- 畑の準備(土作り)は4月中に終わらせてしまいましょう。
- 定植の際は先に穴に水をたっぷりやってから植えてあげます。
- 支柱は定植時と、大きくなって整枝と同時にしてあげましょう。
- 水やりは定植後3週間は毎日、それ以降は2,3日に一度のペース
- 追肥は定植後3週間後、その後は2~3週間に一度のペース
ナスは水で育てるといわれるほど水が欠かせない植物です。栽培のポイントは水を欠かさないことです。
私は生育状況が良くないところへ、水やりを増やしてみたら一気に茂った経験があります。
ぜひ、ナスの栽培に挑戦してみてください。
それでは。
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