こんにちは、アグです。
ほうれん草の旬、実は11~2月の冬です。
年中スーパーに並んでいるほうれん草ですが、旬は冬です。
今回は初めてほうれん草を栽培する方
ほうれん草の栽培をいつ始めればよいかわからない方
ほうれん草をまだ作ったことのない方
家庭菜園をもっとやってみたい方、もっと楽しみたい方へ
ほうれん草の栽培を始める時期や、種まきの方法、
その後の世話の仕方を紹介します。
と豪語した私ですが、実はほうれん草栽培失敗しております。
原因は栽培する時期が遅すぎたことです。
そこで、同じ失敗を繰り返さないため、また失敗の共有をするために
どうしたらよかったのかをまとめました。
この記事を読むと、ほうれん草の栽培時期、準備の仕方や世話の仕方が分かり
立派なほうれん草を作られるようになります。
いつ始めると良いのか?
ほうれん草の旬は11月から2月です。今では一年を通してスーパーなどに出回っていますが
元々は寒い時期の野菜です。
品種や地域によっても変わりますが冬に収穫するために9月中に種まきを始めると良いです。
私の失敗
種まきの時期が遅かったということで大きく成長しませんでした。
上の表にもあるように、9月中には種をまき終えなくてはいけませんが
私は11月にまきました。(2ヶ月も過ぎている!)
そして本葉が2枚まで育ったところで雪が降りました。
なぜ、2ヶ月も遅れて種をまいたかというと
地面と時間ができたからです。つまり行き当たりばったりの栽培だったのです。
なので、次からは計画を立てて栽培します。
畑の計画(年間スケジュール)については別の記事で紹介していますので
合わせてこちらも読んでみてください。
畑の準備をしよう(土づくり)
まず畑の準備をします。
ほうれん草の栽培に適したpHは6.5~7.0の弱酸性~弱アルカリ性です。
酸性土壌を嫌うためしっかりと石灰を入れて土づくりをします。
地面のpHを知るためにはこちらがおすすめです。
種まき2週間前までに石灰をまく
石灰を1㎡あたり100g程度をまいて深く耕す(だいたい20cm)
鍬(クワ)やスコップで耕すのは大変です。お金と保管場所に余裕のある方は
耕運機の使用をお勧めします。
種まき1週間前に堆肥と化成肥料をまく
1㎡あたり完熟堆肥(タイヒ)2㎏と化成肥料100gをまいて耕します。
今回の化成肥料は(チッソN:リンP:カリK=8:8:8)のものを使用します。
以前に土づくりの記事も紹介していますので、まだご覧になっていない方はこちらもどうぞ
肥料をまいたら続けて畝立てもしよう
畝の高さは5cmほどで、水はけの悪い場所では高くして水に浸からないようにしましょう。
畝の幅は60cmから90cmが作りやすいです。
種まきをしよう
種まきは地面に直接まきます。(移植を嫌う性質があるため)
- 畝に深さ2cm程の溝を15cm間隔で作ります。15cm間隔で(畝幅60cmで4本、90cmで6本)
- 溝に種を1cm間隔でまきます
- 1cm土をかぶせて、軽く手で押さえる
- 水をたっぷりやる
発芽までは毎日水やりをしましょう。
間引きと追肥をしよう
種まき後1週間ほどで芽が出てきます。
次は間引きをします。
- 1度目は本葉が2枚になった時、株と株の間を3cmにするよう間引きます。
- 2度目は本葉が4本になった時、株間を6cmにするよう間引きます。
2度目の間引きが終わった後に化成肥料を1㎡に50g程ばらまいてあげます。
収穫しよう
株の高さが20cmを超えたら、収穫していきます。
収穫はハサミなどで根元から切ります。
引き抜いて折角育てた株を傷付けないようにしましょう。
まとめ
今回はほうれん草の栽培方法について紹介しました。
- 土づくりは弱酸性~弱アルカリ性にする
- 種まきは9月中に、条まきにする
- 本葉の様子をみて、間引きをする
- 2度目の間引きが済んだら追肥をしてやる
ほうれん草は使い勝手も良く栄養も多い野菜です。
夏野菜が終わって、家庭菜園をもっとしたいとおもったら
是非ほうれん草に挑戦してみてください。
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